写真は特に関係はなくて, アンコール・ワットで撮影した著者近影です.
収支
今回は3泊4日で, だいたい1人あたり13万円をオーバーするくらい(14万円には到達しないくらい)でした. そのうち大きいものは以下の通り:
- 東京〜プノンペンの航空券(往復) ... 7万5000円程度
- プノンペン〜シェムリアップの航空券(往復) ... 9000円程度
- シェムリアップのホテル(2泊) ... 8500円程度
- シェムリアップの寺院入場料(3日分) ... 7000円程度 (62ドル)
- ビザ ... 3300円程度 (30ドル)
- プノンペンのホテル(1泊) ... 3000円程度
- 成田の前泊ホテル(1泊) ... 3000円程度
- タクシーのチャーター(シェムリアップ) ... 2500円程度 (1人あたり23ドル程度)
- 旅行保険 ... 2300円程度
他はトゥクトゥク(距離にもよるが, 今回だと1回乗って2ドル前後くらいがほとんど)と, 食事(夕飯をそこそこガッツリ食べて/飲んでしても1人1000円行かないくらい), 後はお土産でちまちまとドルを支払った, という感じです.
今回の旅程であれば, 航空券やホテルなど, 事前にクレジットカードで決済できるものは可能な限りしておいた上で, 1人あたり120〜150ドル前後の現金を持っていれば, だいたい事足りそうという印象を持ちました(シェムリアップの寺院入場料はクレジットカードで支払えるので, そのようにします). さらに言えば, ビザを現地で取得する場合の30ドルを除けば(例えば事前に日本のカンボジア大使館でビザを発行しておく場合とか), 100ドルでも十分と思います. 今回はビザの取得代金を考慮せずに1人100ドル前後で現地に向かったので, 終盤に若干クレジットカードのキャッシングで現金を引き出すことになりました...
こうやって見ると, 今回はカンボジアまで行く航空券が出費のほとんどを占めていることがわかります. この辺りは, 4連休にしやすい日程にあわせてANAで直行便を取ったから... という面が大きそうです. そうでない時期であれば, ANAでもほんのちょっとだけ安いですし, 時間をかけて乗り継ぐことを許容するのであれば, 往復で5万円行かない程度で行ける日程もありそうです.
KPT
帰国後, 同行者とKPTで今回の旅を振り返ったので, その抜粋をご紹介します:
K
- 最終日にプノンペン空港のラウンジに行ったのは正解だった
- 事前にSIM情報を調べておいたので戸惑うことなく済んだ
- 現地民の情報(= N君の情報)や, 経験者の情報を活かすことができた
- PassAppやトゥクトゥクを使いこなせた
- ホテルの立地が良かった
- ホテルのチェックアウトがだいたい12時前後だったので, チェックアウト日もギリギリまで休めてよかった
- 白人観光客が多いエリアは比較的治安が良さそうということがわかった
- スニーカーを持っていったけど, クロックスで十分だった
- 現地での乗り継ぎは2時間以上間隔があると安心
P
- プノンペン空港のラウンジのシャワーが10分制限だった
- ビザの取得に手間取ってドキドキした
- 持参額が100ドルだったので, ビザの30ドルは結構大きい金額になってしまった
- クレジットカードでキャッシングできるか事前に確認しておく必要がある(枠がないと利用できない)
- 流れで現地の人に案内してしまってそこそこ支払うことになった
- 予め値段の相場感を調べておかなかったので, 交渉するときに判断が難しかった
- 予想以上にこの時期のカンボジアは暑かった
- ビーチサンダルは楽だけど疲れる / 寺院観光の時は怪我してしまいそう
- 今回利用したSIM(Smartの4.5G)は, 都心離れると電波が弱かった
- SIMに電話番号がないと思っていたけれど, 普通に用意されていた, SIMカードや説明をしっかり確認する
T
- 事前に現地の人をどれくらい信頼するか認識をあわせておく
- 店やタクシーの営業時間を調べておくと外出可能時間がわかるので, 調べておく
- 特に暑い時期は, 風呂やシャワーをするタイミングを丁寧に計画しておく
- 予めガイドを予約する or ガイドを使わない(現地で唐突にガイドしてくる人も断る)を決めておく
- PassAppなど, 現地で使える便利なアプリを事前に調べておく
- ホテルや市街地の立地関係を確認しておく. 今回は問題なかったが, 治安が悪いエリアに宿泊するのは避けたい
- 空港のチェックインカウンターが開く時間を確認しておく
- 特に暑い時期は, 適当に水を飲むとあたる可能性もあるので, 水は投機的に確保していつでも飲めるようにしておく
- 粉末スポーツドリンクやビタミン剤を持っていくと良さそう
- 最初にビザの要不要/パスポートの有効期限など, MUST情報の確認会を実施するとよい
- 事前にクレジットカードのキャッシング枠を確認しておく